親鸞会 東京 仏教講座

非常時もMLで絆深まる

親鸞会、茨城・栃木の親鸞会講師

　茨城・栃木の親鸞会の講師は震災の時、
栃木県小山市の駅ビル６階で勉強会の途中だった。
部屋は大きく揺れ天井が崩れ落ち、勉強会は中止となった。
翌日、法話を予定していた水戸市民会館を訪ねると
９月まで封鎖の状態。会場周辺の路面は陥没していた。

　携帯の音声が通じない中、メーリングリストが大活躍した。
この親鸞会講師は
「メールで、法友の近況や、非常時の心構えなどを
発信することに努めた」
と言う。

　ある年配の学徒は「メーリングリストが唯一の情報源でした」
被害の軽微な地域でも、食料、水が不足し、
トイレのタンクの水を沸かして飲んだ学徒もあるという。
それをメールのやり取りで知った法友が水を届けるなど、
親鸞学徒の絆を確かめ合う縁になった。

一日も早く二千畳へ

「無常が迫っているのに、このまま閉じこもっていられない」
福島との県境・茨城県北茨城市に住む親鸞会の親鸞学徒は
地震発生後、富山の二千畳へ行くことを決めた。

　福島原発事故の影響で屋内退避を勧告されたうえ、
店からは食料が消え、日に日に聞法しにくい環境となったからだ。

　息子さんと、ひとまず神奈川まで出ることにした。
緊急車両扱いのバスを見つけ、
講演会が開かれている横浜ミーティングルームに着いたのは
17日午後。
ちょうど１年前のご説法を聞かせていただいた。

「当時は、まさか１年後にこんな震災に遭うとは
思っていませんでした。
この先もどうなるか分からない。
地震のように死も突然くる。
本当に、実感。身にしみて知らされました」と 語るＳさん。
Ｈさんも
「震度７の強い揺れに、死ぬかもしれないと思った。
若いから死は遠い先と思 っていたのは間違いでした」
と話す。

　20日の二千畳座談会に親子で参詣、
当面、同朋の里に滞在する予定という。

親鸞会東京　首都圏で親鸞聖人の教えを学ぶ集い

　浄土真宗親鸞会・東京は、「なぜ生きる」という
「人生の目的」について明らかにされた、
親鸞聖人の教えを東京都内で学んでいる集まりです。

　 忙しい忙しいで、一体どこに向かって進んでいるのだろう？
　 何のために仕事して、食べて、生きているのだろう？

　生きる目的は何なのか、何のために生きねばならないのか、
一緒に学んでみませんか。

親鸞会　都内各地で法話・講演会・勉強会を開催

「一流大学から一流企業に入り、
エリートコースを歩むのが、いい人生」
という、少し前の人生観は、通用しなくなりました。

団塊の世代が次々と退職し、
「オレの人生、これでいいのだろうか」
と思う人が増えています。

仏教には、２６００年前から、
私たちは何のために生きるのかという
「生きる目的」が説かれています。

その仏教の内容を分かりやすく学べる文化講座を
親鸞会は都内各地で開いています。

あなたが仏教から学べるたった一つのこと